
先日、銀行から1枚のハガキが届きました。「住宅ローンの金利が上がります」というお知らせです。我が家にとって、これで借りてから3回目の利上げになります。

変動金利で借りている人にとって、いま一番こわいニュースですよね。我が家が実際どうなって、どう考えているか、正直にお話しします。
2026年、住宅ローンの変動金利が上がる局面が続いています。日本銀行が政策金利を引き上げ、それを受けて多くの銀行が、変動金利の基準となる金利を上げているためです(出典:日本銀行「短期プライムレートの推移」)。
この記事では、変動金利で家を買った我が家が、借りて2年で3回目の利上げを受けた“リアル”を、数字と本音でお伝えします。
※この記事は2026年7月時点の情報・我が家の実体験です。金利や返済額は契約・金融機関によって異なります。最新・正確な内容は各金融機関にご確認ください。
我が家の金利は、2年で「0.575%→1.225%」になった
まず、我が家の変動金利の推移です。
| 時期 | 金利 |
|---|---|
| 借入時 | 0.575% |
| 1回目の利上げ | 0.725% |
| 2回目の利上げ | 0.971% |
| 3回目の利上げ(2026年7月〜) | 1.225% |
借りたときは0.575%。それが2年で1.225%まで来ました。倍以上です。

これまでの2回の利上げと、そのときどう考えたかは、こちらの記事にくわしく書いています。今回の3回目は、その続報です。
利息は、月1万円ほど増えた
今回の利上げで、毎月の利息は1万円ほど増えました。
毎月1万円、年間で12万円。決して小さくない金額です。正直なところを書くと、「ちょっと悔しいな」という気持ちもあります。

だって、その前の30年くらいは、変動金利ってほとんど上がらなかったんですよね。それなのに、私たちが借りてからのたった2年でこれだけ上がるなんて。「なんでこのタイミング…」と思う気持ちは、正直あります。
でも、我が家は慌てていません。その3つの理由
利息は増えたし、悔しさもある。それでも、我が家は慌てていません。理由は3つあります。
①借りるとき「2%まで上がっても耐えられる」と確認していた
我が家は家を買うとき、金利が2%まで上がっても返していけるかを、最初にシミュレーションしました。今は1.225%。つまり、まだ想定の範囲内です。
「上がるかもしれない」を前提に借りていたので、実際に上がっても、計画が崩れることはありませんでした。これは変動で借りるなら、絶対にやっておきたい準備です。
②返済の方針は、これまで通り変えない
「金利が上がったなら、繰り上げ返済して残高を減らすべきでは?」と思うかもしれません。でも、我が家は繰り上げ返済をしない方針を変えていません。
理由は、手元のお金を教育費などの備えや、つみたて投資に回しておきたいから。金利が1.225%でも、長期のつみたて投資で期待できるリターンのほうが上回ると考えているからです(※あくまで我が家の判断です)。住宅ローン控除が終わる時期に、あらためて判断するつもりです。
③インフレが進むなら、自分の収入を上げる努力をするだけ
金利が上がる背景には、世の中のインフレ(物価上昇)があります。これは裏を返せば、モノやサービスの値段だけでなく、給料や収入も上がっていく可能性があるということ。

金利の上昇を嘆くより、「インフレに負けないように、自分の収入を上げる努力をするだけ」。我が家はそう考えています。金利は自分でコントロールできませんが、自分の働き方や稼ぎ方は、自分しだいですからね。
これから変動金利で借りる人へ
これから家を買う人に、変動金利で借りた先輩として伝えたいことは、この2つです。
- 「金利は上がる」を前提にシミュレーションする……今が低くても、必ず「もし2%・3%になったら」で返済額を計算しておく。耐えられないなら、借入額や固定金利を考え直すサインです
- 手元のお金とのバランスを決めておく……繰り上げ返済をどんどんするのか、手元資金を厚くしておくのか。これは正解がなく、家庭の方針しだいです
家にかかるお金を、30年という長い目で考える話は、こちらにもまとめています。
まとめ:金利は上がった。でも、慌てず・できることをやる
- 我が家の変動金利は2年で0.575%→1.225%(3回目の利上げ)
- 毎月の利息は約1万円アップ。正直、悔しさもある
- でも慌てない理由=①2%まで耐えられるシミュ済み ②返済方針は変えない ③インフレなら収入を上げる努力
- これから借りる人は「金利は上がる前提」でシミュレーションを

金利のニュースを見るたびにドキドキしますが、できる準備をしておけば、必要以上にこわがらなくて大丈夫。あとは、家族で前を向いていくだけです。
※繰り上げ返済や投資の判断は、ご家庭の状況によって最適解が異なります。この記事は我が家の考え方の紹介であり、特定の行動を勧めるものではありません。迷ったら、保険や商品を売らない中立的なファイナンシャル・プランナーへの相談がおすすめです。
我が家がどんな家に2年住み、お金とどう向き合っているかは、こちらにもまとめています。
そして、光熱費・初期費用・住宅ローンまで、高性能な家に2年住んだお金のリアルを細かく書いたのが有料の記事です。家づくりの判断材料にどうぞ。
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